HONDURAS/Enamorado Finca El Zapote
※粉の状態をご希望の際は、カート内一覧のページ「備考欄」にてご記入いただけると、コーヒー豆をご要望に合わせた挽き目で発送いたします。(コーヒーメーカー、ハンドドリップ、エアロプレス、モカポッド・エスプレッソなど)
[生産国]HONDURAS
[地域]El Dorado, Santa Barbara
[農園/生産者]Finca El Zapote/Don Santos Sagastume Enamorado
[品種]Parainema, Ihcafe 90, Lempira
[標高]1500m
[精製]Washed
[焙煎度]Light Roast/浅煎り
[背景]
サントス・サガストゥメ・エナモラドさんは、グアテマラとの国境に位置するサンタ・バーバラ市のエル・ ドラドという地区の生産者です。この場所は海抜約1,500メートルの高度に位置しています。
エナモラドさんは、コーヒー生産者としての伝統を同じくコーヒー生産者であった両親から受け継いでおり、亡き妻のサポートを受けながら、51年間コーヒー生産に専念してきました。
エナモラド氏は現在約4ヘクタールのコーヒー畑を所有し、パライネマ、イフカフェ90、レンピラなどの様々な品種を栽培しています。
エナモラドさんのコメントによると、彼のコーヒー栽培面積は元々約10ヘクタールでしたが、労働力の不足と高齢のため、現在では4ヘクタールしか栽培していません。
近年、エナモラドさんはハス種のアボカドの栽培・生産に乗り出しました。これは、農場の多様化と別の収入源を探すためで、多様化により収入の向上を目指しています。
ホンジュラスの西部に位置するサンタ・バーバラは、ホンジュラスで2番目に大きなコーヒー生産地です。ホンジュラスは、熱帯から温帯にかけての気候と高地という完璧な環境でありながら、豊かな火山性土壌がなく、湿度も高いため、コーヒーの栽培には難しい環境です。
”エル・サポテ”とは、地元の果物であるサポーテ(柔らかい食用の果実全般を指す)のことです。エナモラド氏は、伝統的なコーヒー生産者であり、人生のすべてをコーヒーに捧げています。
亡き妻の支えがなく、労働力の不足と高齢のため、数年前に10ヘクタールあったコーヒー栽培面積を4ヘクタールに減らしました。
彼はParainema、Lempira、Ihcafe 90などといった異なる品種を栽培し、それらを別々に管理しています。この戦略により、優れたカップを特定し、プレミアム価格で個別に販売する機会を得ています。
【Parainema】
World Coffee Researchによるとこの品種は、サビ病や線虫に対しての耐性があるだけではなく、収穫量と品質が高いものとして評価されています。
ホンジュラスのコーヒー研究所(Instituto Hondureno del Cafe)が交配に成功したハイブリット品種となります。T5296の選抜品種となります。
矮小性のため、背丈は小さく、密集して栽培が可能で移植数を増やすことが可能です。コロンビアの品種Tabiもそうですが、ハイブリッド品種といえども、とても品質の高いものに仕上がっています。
[Flavor notes]
Pear, Caramel, Rum, Orangette
[Comment]
キャラメルや洋酒などの深みのある風味に、砂糖漬けにしたオレンジピールのような甘み。華やかな酸味とリッチな味わいをお楽しみいただけます。