NICARAGUA/Peralta Santa Maria de Lourdes
※粉の状態をご希望の際は、カート内一覧のページ「備考欄」にてご記入いただけると、コーヒー豆をご要望に合わせた挽き目で発送いたします。(コーヒーメーカー、ハンドドリップ、エアロプレス、モカポッド・エスプレッソなど)
[生産国]NICARAGUA
[地域]San Fernando, Bayuncun #2
[農園/生産者]Santa Maria de Lourdes/Octavio Peralta Paguaga, Julio Peralta
[品種]Parainema
[標高]1560m
[精製]Washed Laurel
[焙煎度]Light Roast/浅煎り
[背景]
【Peralta Coffee】
ペラルタ一家のコーヒーの伝統は、20世紀初頭にまでさかのぼります。ペラルタ農園は、ヌエバ・セゴビア県のディピルトとハラパ山脈にあり、標高は1150〜1600mです。
この標高と良好な気候が、ニカラグアで最高のスペシャルティコーヒーを生み出しています。
収穫前には、チェリー成熟度の均一性を保証するための目視検査と、糖度測定に基づいて、各区画をハンドピックで選定。区画ごとの品種や過去のカッピング結果に基づいて、収穫される各ロットをどのように精製、処理するかを決定します。
このように、コーヒーの収穫から加工までを注意深く監視することで、収穫日から販売日までの全過程をトレースすることができるのです。
この作業は、すべての農園で収穫されたロットごとに行われており、最初から最後まで追跡可能な状態で、さまざまな味のコーヒーを一貫して生産することができます。
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私たちは、ヌエバ・セゴビア地域の価値の高いスペシャルティコーヒーの効果的で透明性のあるサプライチェーンを構築するというミッションステートメントのもと、ダイレクトトレードを求める生産者やロースターと協力しています。
私たちは、小規模個人農家から協同組合まで、この地域のコーヒー生産者に融資、加工、輸出サービス、技術支援、品質管理を提供し、取引を促進しています。
【”Washed Laurel”プロセス】
選別されたチェリーは洗浄され、デパルピング(果肉除去)にかけられます。
その後、温度にもよりますが、通常のピットまたは "プール "という発酵槽で12~20時間発酵させます。(この際温度が高ければ発酵は短くなり、低ければ長くなる)
粘液(ミューシレージ)が緩み始めると、洗浄用の水路にコーヒーを流していきます(6時間ごとに水を撒き、phが5より低くなるようにする)。この工程は3、4回繰り返し行われ、粘液が完全に緩んだコーヒーは洗浄され、ミルに送られます。
“ローレル(Laurel)”という言葉は、ホンジュラスの”エル・ローレル"という農園がCOEを獲得した時に同じような精製加工を行っていたことが由来となっています。
【将来のビジョンについて】
ペラルタ農園オーナーの一人、フリオ・ペラルタは、ニカラグア全体のコーヒー産業についてこのように語ります。
「私たちは、イノベーティブであり続け、ニカラグアで最も重要なコーヒー生産者になることを目指しています。そして我々だけでなく、ほかの生産者を助けたいとも考えています。まだ高品質なコーヒーが作れない生産者もスペシャルティコーヒーの道を歩めるように。生産も輸出も担っている私たちには、それができるでしょう。ニカラグア全体のコーヒー生産を変えるには私たちだけでは足りませんからね」
(背景参考)
[Flavor notes]
Brownsugar, Honey, Jasmine, Mandarine agar jelly
[Comment]
黒糖、はちみつの甘さを感じる飲み口と、恩州みかんのような落ち着いたフルーティさも、温度が落ち着くにつれて徐々に感じていきます。