About us

- Our Mission -
“生産から流通、消費まで、コーヒーシーンに関わる全ての人の心と日常を豊かにする”

The Cups en "ROUTE"
「繋がる」という言葉が示すもの───
それは、コーヒーが存在するあらゆるシーンに通じています。
私たちは、とある場所で出会った一杯のコーヒーに感動し、今では届け手としてその魅力をお客様と共有する立場となりました。
そこで得た体験は、単にコーヒーの味わいだけにとどまらず、その1杯が生まれるまでの背景や、コーヒー産業全体の繋がりの奥深さ───小さなカップから地図が広がり、やがてコーヒーを共通言語として、人と人がつながり、新たな出会いが生まれる。
それはまるで世界中を旅しているかのような、計り知れないほどの壮大さに触れるものでした。

"Background" of the cups
これまで、カナダ、オーストラリア、グアテマラと渡り歩きながら、多様なスペシャルティカルチャーに触れ、知識を深め、そのコミュニティに携わる多くの人々と出会ってきました。
しかし、その喜びや楽しさ、魅力あふれるその背景には、歴史や社会、政治、文化、国際政策といった複雑な要因が絡み合い、資本経済に翻弄され続ける小規模生産者の存在がありました。
彼らは、限られた資源と土地環境、そしていつ天候不良や病害虫の影響を受けるかわからない状況の中で、コーヒーで生計を立て家族の生活を守っていかなくてはなりません。
そして、その過酷な条件下でどんなに高品質なコーヒーを生み出したとしても、評価が決して適切とは言えない市場で、低価格で買い叩かれています。

Be honest with “smallholders”
一方で、世界市場へのアクセスが容易なエステートファームは既にコーヒーの精製に必要な設備を十分に整え、品評会でより高い価値と評価を得るためだけのコーヒーを開発し続けています。
また技術や販売ルートが発達した消費国では、「さらなるスペシャルティ文化と産業の発展」のために品質競争の波に煽られながら必要以上のスキルのアップデートに投資し続けています。
このスペシャルティ市場の競争至上主義的な傾向に疑問を抱き、そしていつしか、「一杯のコーヒーを通じて、多くのきっかけや感動を与えてくれた人々に対して、“正しい仕事”をしていきたい」という思いが芽生えていきました。
私たちの生計を支えてくれている生産者と共にスペシャルティ市場での成功を分かち合うために、小規模生産者を継続的に支援し、倫理的に関わり、彼らの良心に応えていきたいのです。
サプライチェーンの端から端まで関わるすべての人が誰一人困難な状況に置かれることなく、
本当の意味でスペシャルティコーヒーという仕事に誇りを持ち、
自分や家族の生活に安心と彩りをもたらす市場をつくる
私たちの使命は、国内スペシャルティコーヒーの消費機会の創出、拡大を促し、
スペシャルティコーヒー先進国である日本からその価値や
エネルギーをより多くの人たちと共有することです。
そのためには、生産側と消費側の間で起きているギャップを資本経済の観点から把握し、
共存の道筋を見出し、持続可能な仕組み作りに挑戦し続けることが不可欠だと考えています。

小規模生産者たちが資本経済がもたらす困難を乗り越え、
正しい評価を受け、適正な利益を得られるように。
コーヒーに夢を抱き、これからの産業を担うバリスタやロースターが、
誇りを持ってこの仕事に携わっていけるように。
スペシャルティコーヒーをより身近なものとして地域に根付かせ、
日常に深く浸透させることで、コーヒー産業全体がより豊かな未来へと“繋がる”と信じて。
What we works
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【IMPORTING】Semilla Coffee Japan
Online Storeカナダ/モントリオールを拠点とする『Semilla Coffee』の日本支社を2024年に設立。
ホンジュラス、グアテマラ、コロンビア、ルワンダの4つの生産者グループと強固な信頼関係を構築し、彼らがスペシャルティ市場で成功するために必要なサポートを提供しています。
下記オンラインストアより1kg〜20kg生豆のご購入もいただけます(20kg以上のご購入はCONTACTよりお問い合わせください)。
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【WHOLESALE】コーヒーの卸販売
Join Us各飲食店・事業者様向けにコーヒー豆/ドリップパックの卸販売、また各種サポートを提供しております。
オリジナルブレンドの開発、ご希望の生豆を お預かりして焙煎する委託焙煎サービス、また飲食店に限らず、オフィス向けのコーヒーケータリングや宿泊施設様向けのドリップパックのご注文も承っております。
美味しいコーヒーのお取り扱いでお悩みの方は、下記ページよりお気軽にご相談ください。
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【RESOURCES】生産背景の情報共有
Our Blog「今目の前にサーブされたコーヒーは、正規に流通が行われ、生産者に正当な利益が還元されているのか?」スペシャルティコーヒーは、私たちの日常に深く浸透し、暮らしに彩りをもたらしています。
しかしその背景で、小規模生産者たちの消費国に届かぬ声が響き続けています。彼らは、政治情勢や流通の課題、市場アクセスの格差といったさまざまな障壁により、限られた資源でコーヒーを生産し、限られた市場で安く買い叩かれながら家族の生活を支えているのです。
私たちはこの資本経済が生み出した負のスパイラルから小規模生産者の生活を守るため、世界の中でも上位の流通量を誇る日本のコーヒー市場へ、生産国で起きている現状を日本語で情報共有しています。
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【EVENT】成田コーヒーフェスティバル
《成田から広がり、コーヒーで繋がる》をテーマに、コーヒーと成田の魅力をより多くの人へ。
2024年開催の第1回成田コーヒーフェスティバルは千葉県内、日本各地から全40店舗が“日本の空の玄関口”成田国際空港 第2ターミナル中央広場に集結。
また、地域版スピンオフイベント『in LOCAL』も都市型ショッピングセンターそよら 成田ニュータウン内イベント広場にて開催いたしました。
現在はイベント会場である中央広場が改修工事中につき、第2回開催は未定となっております。詳しい情報は下記リンクよりご覧ください。

ROUTEMAP COFFEE ROASTERS
代表:松村 恵佑
1杯のエスプレッソから生まれるコミュニティに魅了され、2015年にコーヒーのキャリアをスタート。
株式会社キャメルコーヒーに2年間勤務した後、ワーキングホリデービザでカナダ・バンクーバーおよびビクトリア島へ居住。
カクテルパブで厨房掃除や皿洗いなどバイトをしながらバリスタの仕事を探し、縁がつながり『BOWS COFFEE ROASTERS』に就職。Drew Johnson氏に師事を受け、コーヒーの焙煎技術を学ぶとともに、小規模生産者が直面する課題への理解を深める。
2018年にオーストラリア・メルボルンへ渡豪。LUNE Croissanterie CBD店の立ち上げに携わり、ヘッドバリスタとして従事する。その後VACATIONなど、シティ内のスペシャルティコーヒーショップ各店でバリスタとして勤務。
帰国後の2020年2月、『ROUTEMAP COFFEE ROASTERS』を創業。
現在は2店舗のカフェを運営する傍ら、コーヒーの卸販売や生豆輸入販売事業『Semilla Coffee Japan』を展開し、さらに『成田コーヒーフェスティバル』を主催するなど、地元であり“日本の空の玄関口”成田国際空港を有する千葉県成田市から、スペシャルティコーヒー文化の発展と魅力を発信する。
CONTACT
ROUTEMAP COFFEE ROASTERS
[Narita Store]
【Address】
千葉県成田市花崎町523
523, Hanazaki-cho, Narita-shi, Chiba
【Store Schedule】
Weekday...7:30 - 14:00
Weekend&Holiday...8:00 - 15:00
Closed...Wed, Thu