KENYA/Kirimiri AB
※粉の状態をご希望の際は、カート内一覧のページ「備考欄」にてご記入いただけると、コーヒー豆をご要望に合わせた挽き目で発送いたします。(コーヒーメーカー、ハンドドリップ、エアロプレス、モカポッド・エスプレッソなど)
[地域]Embu, Mount kenya
[農業組合/精製所]New Kirimiri Farmers' Cooperative Society/Kirimiri Factory
[品種]SL34, SL28, Ruiru11
[標高]1785m
[精製]Washed (dried on raised beds)
[焙煎度]Light Roast/浅煎り
[背景]
【Kirimiri Factory】
ケニア山の南東側に位置するエンブ郡。郡名は、この地域に住む主要なコミュニティである"Embu"にちなんで名づけられました。紅茶とコーヒーはこの地域の主な収入となる作物です。
行政首都であるエンブはまた、”キエンブの丘の頂上”を意味する”Kirimari”としても知られており、その中のカンジャと呼ばれる小さな地域に、Kirimiri Factoryが建っています。
Kirimiri Factoryは1980年代に建てられ、またKirimiri農民協同組合(New Kirimiri Farmers' Cooperative Society)にも所属しています。農協の現在のメンバーは約1,000 名、その中でも現在活動中のメンバーは約800名ほど在籍しています。
Kirimiri Factoryでは、Kirimiri-Ena Riverから組み上げた新鮮な水をプロセス時に使用しています。 また、Kirimiriの生産者は各農園ごとに平均250本のコーヒーの木を所有しています。
【New Kirimiri Farmers' Cooperative Society/キリミリ農民協同組合】
New Kirimiri FCSはエンブ東部のムクウリに位置する、ルニェンジェスト地域にて2002年に結成されたコーヒーの共同組合です。
協会の主な目的は、農協メンバーから費用を受け取り、コーヒーチェリーをパーチメントに加工処理し、それらを輸送業者など仲介業者へ販売することとしています。
コーヒーチェリーの平均生産量は20万キロ。この地域の標高1,700~1,800mにある深い赤色の火山性土壌で育ち、ケニア特有のフルーティな味わいに寄与します。
年間降雨量は1,200~1,400mmに達します。Kirimiriのコーヒーは、3月から6月の長い季節に雨を受け、10月から2月の間に収穫を迎えます。また、10月から12月の短い雨季に十分な降雨があれば、遅摘みも可能です。
(参考)
[Flavor notes]
Oregon grape, English breakfast, Brownsugar syrup
[Comment]
ブラックティーの芳醇なフレーバーから広がり、飲み進めるにつれ、グレープや黒蜜など奥行きのある甘味を感じていきます。ケニアらしい複雑で良質なフルーティさもよく表れているコーヒーです。